つきのひびき

風のように光のように自由にきらきらと輝いた人生を一緒に歩きましょう!
Posted by 森野 羽菜(もりの はな)

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Posted by 森野 羽菜(もりの はな)   3 comments   0 trackback

パンゲアへ

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義母が旅立ちました。

長野への日帰りや 泊りがけが続く中 14日の夕刻 静かに旅立つことができました。

ナチュラルな時間を選んだ母は 病院に入院することもなく 酸素マスクをすることもなく 本当に自然な形でお迎えを受け入れまいた。

なにも口にすることなく 2週間近くを生きた母。

すでに排出機能が弱り、点滴が逆に苦痛になるとのことで 親族も自然な形に同意することとなった2週間。

この状態は 飢餓とは違い エンドルフィンが出て ご本人は 甘露であることがわかりました。

自然の摂理は素晴らしいものです。

義母との時間が 昨年末から多くなりました。

その時間の中で 彼女への感謝と祝福が生まれました。

主人と一緒になることを6年間許してくださらなかったこと。

私の母との確執。

それは なにからきているものかも掴むことができ、逆にそのことがあったから 私自身もさまざまな苦悩の末 大きな幸せを掴むことができました。

山があり谷があり そして平安な場へと移行する。

人生とは こういうものだよと 教えてくださった母です。

我が家は曹洞宗です。

母の旅立ちに際し、枕教(御釈迦様が亡くなるときに話された遺言)、修証義(しゅしょうぎ)と舎利礼文(しゃりらいもん)が導師により 唱えていただきました。

すると、不思議なことにパンゲア大陸が目の前に映し出されました。

パンゲアは すべてがひとつの大陸 という意味です。

虹がかかり、豊かな緑 恐竜たちも姿を見せる場が見えました。

現在の大陸が まだ分断される前 すべてはひとつの大陸だった。

これは 自己と他者を区別するのは 人の観念だけですよ。

すべてはひとつなのですよ。

およしなさいよ。

誰かを排他するのは。。。

もともとひとつであったあなたの分け御魂なんですよ、あなたが排他しているお相手は。。。

・・・ということなんでしょうね。

お経の力はすごいなあと 改めて思いました。


また、これからお母さんは 御釈迦様の弟子になります。

曹洞宗では血脈(けちみゃく)とうものがあり、導師が引導を渡す際に所以を書かれた紙を渡されます。

お釈迦さまには弟子がいて、その弟子にはまた弟子がいて、そしてその弟子にはまたその弟子が...というように、弟子→弟子→弟子の関係が、血脈(けちみゃく)という紙に書かれています。

弟子の中にはダルマさんで有名な菩提達磨大和尚や、日本の曹洞宗を開いた道元禅師も書かれています。

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長野は神奈川とは違って まだまだ古式豊かです。

親族が順番に帷子(かたびら)などを身に着けていきます。

最後に孫たちが お母さんに一本の杖を渡します。

お母さんは こえから49日の間 この杖で山を登っていくそうです。

不覚にもここで涙がこぼれてとまりません。

悲しいとかそういうものを越えた涙で なぜなのか今もまだわかりませんが 後々わかるときがくるかもしれません。

長野は 花真っ盛り。

杏、桜、桃の花が一斉に咲いています。

通夜の15日、あんずの里に天皇さまがいらっしゃいました。

美しい花々に見送られての旅立ちとなりました。
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Comment

森野 羽菜(もりの はな) says... "ゴチさんへ"
ゴチさん、ありがとうございます。
母は お空に行くのを大変怖がっていました。
でも、今回本当に彼女は2週間近く とてもよい顔で寝ていることができました。
まるで童女のようなお顔に変わっていきました。
この変化に 主人も胸をなでおろしていました。
本当にありがたいことです。
母は夕方5時過ぎにめされましたが その1時間前まで血圧も100~60、酸素数95という高数値でした。
私たちも 彼女の生命力に対し、ひとつきでもふたつきでも 1年でも2年でも 彼女の思うがまま過ごせばいいねと、彼女の命を讃嘆することができるようになっていました。
人の命は 本当に不思議ですね。
鎌倉の大銀杏のように また新たな命として 芽吹くのかもしれません。
人は自然の一部。
命の継承は すでに引き継がれているのかもしれないしこのシステムは永遠の謎かもしれません。
2013.04.23 02:53 | URL | #- [edit]
森野 羽菜(もりの はな) says... "ゴチさんへ"
ゴチさん、ありがとうございます。
なかなかお伺いできず申し訳ありません。
長野の家は 誰もいなくなりこれから後片付けが始まります。
面白いことに母が亡くなった後、娘の家に送った母の家にあった冷蔵庫が壊れました(+_+)
まるで、大きな古時計のようです(*^_^*)
主人と話して、きっと母が 新しい冷蔵庫を買ってあげなさい。
そういってくれてるんだね・・・と。
人はおもしろいもので 考え方を変えると 母からのポジティブな意向ととらえることができます。
どういう風に思考を向けるか・・・ということで 幸もそうでないも変化していきますね。
2013.04.23 02:45 | URL | #- [edit]
ゴチ says... "Re:パンゲアへ"
理想的な送り方であったようですね。余命幾ばくもない人間に苦痛を与えるような事ばかりする現代末期医療には賛成できない事が多すぎます。われわれ送る側がもっと末期医療の在り方を学ぶ必要がありそうです。エンドルフィンが出て甘露な状態で逝けるのなら本当に良い方法だと思います。
2013.04.19 22:52 | URL | #2SrXe8Q6 [edit]

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